禁煙して15年 ― 2022年03月29日 18:44
私は2022年3月現在62歳。47歳のとき肺がんを患った親父からタバコを止めるように言われて禁煙した。その後、暫くして親父は亡くなったが、私はタバコを完全に止めて15年になる。タバコを全く吸ったことがない人よりタバコを途中で止めた人の方がタバコの匂を毛嫌いするのは不思議だ。しかし、15年禁煙したと言っても、隣の”禁煙の宿”を自ら主張されているホテルの従業員が屋外で吸うタバコの匂いを恒常的に嗅がされる現状は禁煙していると言えるかどうか心配だ。受動喫煙の恐ろしさは隣のホテルのホームページにしっかり書いてある。
ホテルの従業員が屋外でタバコを吸う際、ホテルに背を向けて当マンションの方に顔を向けて立っている方は意外と多いのでマンションからはタバコを吸っている従業員の様子がよく見える。たまに視線すら合う。タバコを吸うホテル従業員と目が合うと挑発されているような気分になって目をそらしてしまう。お隣の禁煙の宿は当マンションの住民に見せつけるように従業員にタバコを吸わせ、恒常的にマンション住民に受動喫煙を強いながら、ホテルのホームページ上で敢えて受動喫煙の恐ろしさを説くのはどういう心持なのだろうか。近隣住民への気遣いは感じられない。
法律(改定健康増進法)では市役所など公的な施設なら屋外喫煙所を設置するとき近隣住民の受動喫煙防止に配慮する必要があると明記されている。しかし、ホテルは公的な施設ではないので、屋外喫煙所の設置に際し近隣住民の受動喫煙防止に配慮する必要はない。
以前、当マンションの管理組合がこのホテルの従業員用の屋外喫煙所の撤去を申し入れたときは「近隣住民の受動喫煙防止への配慮より、従業員の憩いの場である屋外喫煙所の設置・確保を優先する。あなた方に屋外喫煙所の設置場所についてとやかく言われる筋合いはない。」という趣旨の回答だったそうだ。ホテルのスタンスは明確だ。ホテルのお客様や従業員の健康には留意するが、近隣住民の健康までは心配していられないということらしい。当方の申し入れも喧嘩腰だったらしく、ホテル側の言い分は一貫している。ホテルが敷地内のどこに屋外喫煙所を設置しようとも法律には違反していない。
加えて、よく見かける情景だが、ご夫婦が奥様の希望だった人気の”禁煙の宿”に到着し、チェックインする前にご主人がホテルの正面玄関前の公道で惜しむようにタバコを貪り吸って、歩行者や近隣住民に受動喫煙させても誰も責められないのだそうだ。町役場に相談したら「ホテルに乗り込んでも、無視されて、110番されるだけですよ」と忠告された。冷静なご忠告は有難い。定年退職を機に箱根に引籠り、同じタイミングで発生したコロナ禍の影響もあって人との接点が急激に減ってしまったせいで以前にもまして自分の世界観だけで物事を考えてしまう。だが、町役場にとってもホテルからの税収は大切な収入源だろうことも想像はつく。
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